ロギングは、フレームワークの動作情報をログレベルに応じてファイルに記録する機構です。
アプリケーションごとに、ログを記録する判定レベル(ログレベル)を 起動パラメータ で設定できます。
⇒ ログレベルの詳細は error_reportingとデバックレベル を参照
ログが出力されるディレクトリは、SYL_PROJECT_DIR /var/logs ディレクトリになり、 ログファイル名はデフォルトで SyL_YYYYMMDD.log になります。
// ログ出力ディレクトリ SYL_PROJECT_DIR /var/logs
また出力されるログのフォーマットは、下記のようになります。
// ログのフォーマット {ロギング時間} [{ログレベル名}] {ログメッセージ} // 記録例(実際は1行です) 2007-08-18 16:20:46 [web] [debug] [Controller] Memory Status current: 1,541KB
ログは、アクション中の任意の箇所で出力できますので、有用な情報は記録することが望ましいです。
// ログの記録 (ERROR レベル) SyL_Loggers::error('ERROR レベル のエラーが発生しました'); // ログの記録 (WARN レベル) SyL_Loggers::warn('WARN レベル のエラーが発生しました'); // ログの記録 (NOTICE レベル) SyL_Loggers::notice('NOTICE レベル のエラーが発生しました'); // ログの記録 (INFO レベル) SyL_Loggers::info('INFO レベル のエラーが発生しました'); // ログの記録 (DEBUG レベル) SyL_Loggers::debug('DEBUG レベル のエラーが発生しました');
(補足) エラーログの記録
エラーログの記録に関しては、発生したエラーレベルとカレントのログレベル/error_reporting 値によって判定されます。
⇒ 詳細は error_reportingとデバックレベル を参照