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レスポンス

レスポンスは、出力されるHTMLの補助的な作用を defines.xml で設定します。

1. Content-Lengthヘッダ (設定名: SYL_RESPONSE_LENGTH)

 Content-Lengthヘッダを出力すると、クライアント(ブラウザ)側がどれくらいの容量が送られてくるか事前に分かるので、 ブラウザのプログレスバーに影響したり、体感速度が向上したりします。 また、一部の携帯サイトで、条件によってはContent-Lengthヘッダが必須となる場合があるので、そのような場合には便利です。
 ただし、フィルタのビュー実行後の出力やregister_shutdown_functionでの出力など、HTMLが出力された後に何かしら出力した場合、 (既にContent-Lengthを出力した後により)表示されないことがあります。

2. キャッシュ制御ヘッダ (設定名: SYL_RESPONSE_CACHE)

 クライアント(ブラウザ)側やプロキシサーバーのキャッシュを制御するヘッダを出力する設定です。 ブラウザにページをキャッシュさせたくない場合などに有効です。(ただしブラウザ側に依存)
また、セッションを使用した場合は、SYL_SESSION_CACHE が有効になり、上書きされます。

3. GZIP圧縮 (設定名: SYL_RESPONSE_GZIP)

 GZIP圧縮を使用すると、ネットワークに送信されるコンテンツが圧縮されるので、転送量を抑えることができます。 圧縮にはサーバーのCPU負荷を伴いますので、アクセス数は多いがCPUはあまり使用していない場合に有効です。

4. LAST_MODIFIED & ETAGキャッシュ (設定名: SYL_RESPONSE_LAST_MODIFIED_CACHE)

 この設定を有効にすると、コンテンツを出力する前にURLごとにMD5値を保存し、次のリクエストでURLとMD5値同じ場合、 コンテンツを出力する代わりに、304 ヘッダを出力します。
 ApacheなどのWEBサーバーが実装しているLAST_MODIFIED & ETAGキャッシュとは異なり、コンテンツを全て解析してから 出力直前に判定するため、サーバー側の負荷は通常よりかかりますが、ネットワーク転送量を抑えることができます。
※キャッシュ制御ヘッダに nocache を使用していると無効になります。