SyL_Loaderクラスを使用すると、定型的な記述でライブラリファイルを動的にインクルードすることができます。 どのライブラリをインクルードするかで、下記の3つのメソッドに分かれます。
・SyLフレームワークコアライブラリ
SyL_Loader::fw(...);
※ {SyL_FRAMEWORK_DIR} /core がインクルードルート
・SyLフレームワーク汎用ライブラリ
SyL_Loader::lib(...);
※ {SyL_FRAMEWORK_DIR} /lib がインクルードルート
・プロジェクト、アプリケーションライブラリ
SyL_Loader::userLib(...);
※ {SyL_APP_LIB_DIR}、{SYL_PROJECT_LIB_DIR} がインクルードルート
例えば、
SyL_Loader::lib('Xml.Rss.Writer');
だと、
ファイル: (インクルードルート)/Xml/Rss/Writer/SyL_XmlRssWriter.php
クラス: SyL_XmlRssWriter
となる。
SyLフレームワークコアライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::fw(...) メソッドを使用します。
このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
{SYL_FRAMEWORK_DIR} /core
です。
下記の例では、{SYL_FRAMEWORK_DIR} /core/SyL_Request.php をインクルードします。
SyL_Loader::fw('Request');
SyLフレームワーク汎用ライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::lib(...) メソッドを使用します。
このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
{SYL_FRAMEWORK_DIR} /lib
です。
下記の例では、{SYL_FRAMEWORK_DIR} /lib/SyL_DB.php をインクルードします。
SyL_Loader::lib('DB');
プロジェクト、またはアプリケーションライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::userLib(...) メソッドを使用します。
このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
{SyL_APP_LIB_DIR} (アプリケーションライブラリディレクトリ)
{SYL_PROJECT_LIB_DIR} (プロジェクトライブラリディレクトリ)
です。インクルードファイルを探す順番は、上記の順になります。
下記の例では、{SyL_APP_LIB_DIR} /EuryL/EuryLManager.php (左記が存在しなければ、{SyL_PROJECT_LIB_DIR} /EuryL/EuryLManager.php) をインクルードします。
SyL_Loader::userLib('EuryL.Manager');