ドキュメント
リリースカレンダー
リンク
SourceForge.jp SourceForge.JPへ
php.net PHP公式サイトへ
TOP > ドキュメント > SyL_Loaderのインクルードルール

A.4 SyL_Loaderのインクルードルール

 SyL_Loaderクラスを使用すると、定型的な記述でライブラリファイルを動的にインクルードすることができます。 どのライブラリをインクルードするかで、下記の3つのメソッドに分かれます。

・SyLフレームワークコアライブラリ
  SyL_Loader::fw(...);
※ {SyL_FRAMEWORK_DIR} /core がインクルードルート

・SyLフレームワーク汎用ライブラリ
  SyL_Loader::lib(...);
※ {SyL_FRAMEWORK_DIR} /lib がインクルードルート

・プロジェクト、アプリケーションライブラリ
  SyL_Loader::userLib(...);
※ {SyL_APP_LIB_DIR}、{SYL_PROJECT_LIB_DIR} がインクルードルート


SyL_Loader のインクルードルール

例えば、
 SyL_Loader::lib('Xml.Rss.Writer');
だと、
 ファイル: (インクルードルート)/Xml/Rss/Writer/SyL_XmlRssWriter.php
 クラス: SyL_XmlRssWriter
となる。


SyLフレームワークコアライブラリをインクルード

SyLフレームワークコアライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::fw(...) メソッドを使用します。 このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
  {SYL_FRAMEWORK_DIR} /core
です。

下記の例では、{SYL_FRAMEWORK_DIR} /core/SyL_Request.php をインクルードします。

SyL_Loader::fw('Request');


SyLフレームワーク汎用ライブラリをインクルード

SyLフレームワーク汎用ライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::lib(...) メソッドを使用します。 このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
  {SYL_FRAMEWORK_DIR} /lib
です。

下記の例では、{SYL_FRAMEWORK_DIR} /lib/SyL_DB.php をインクルードします。

SyL_Loader::lib('DB');


プロジェクト、アプリケーションライブラリをインクルード

プロジェクト、またはアプリケーションライブラリをインクルードする場合は、SyL_Loader::userLib(...) メソッドを使用します。 このメソッドでインクルード対象になる物理ディレクトリは、
  {SyL_APP_LIB_DIR} (アプリケーションライブラリディレクトリ)
  {SYL_PROJECT_LIB_DIR} (プロジェクトライブラリディレクトリ)
です。インクルードファイルを探す順番は、上記の順になります。

下記の例では、{SyL_APP_LIB_DIR} /EuryL/EuryLManager.php (左記が存在しなければ、{SyL_PROJECT_LIB_DIR} /EuryL/EuryLManager.php) をインクルードします。

SyL_Loader::userLib('EuryL.Manager');