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defines.xml

 defines.xml は、プロジェクト/個別アプリケーション内で使用する定数を設定します。
 プロジェクト内の全アプリケーションの設定を変更する場合は、プロジェクト内の defines.xml を、 アプリケーション毎に設定を変更する場合は、個別のアプリケーション毎に defines.xml を編集します。
 プロジェクトと個別アプリケーションの設定キーが同じ場合、個別アプリケーション内の設定が有効(オーバーライド)になります。

例)
- defines.xml
<define name="EXAMPLE">test</define>
- プログラム側
echo EXAMPLE; // test

 また設定値に {...} を指定すると、既に定義済みの定数に置換されます。
例えば、{SYL_PROJECT_DIR} とすると、プロジェクトディレクトリに置換されます。

3.3.3.1 インストール初期設定

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

<syl-defines xmlns="http://syl.jp/schema"
                xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
                xsi:schemaLocation="http://syl.jp/schema syl-defines.xsd">
  <!-- データクラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.DATA_CLASS">App.Data</define>-->
  <!-- エラーハンドラクラスのサブクラス -->
  <define name="SYL.ERROR_HANDLER_CLASS">App.ErrorHandler</define>
  <!-- ルータクラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.ROUTER_CLASS">App.Router</define>-->
  <!-- リクエストクラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.REQUEST_CLASS">App.Request</define>-->
  <!-- レスポンスクラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.RESPONSE_CLASS">App.Response</define>-->
  <!-- 認証クラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.AUTHENTICATION_CLASS">App.Authentication</define>-->
  <!-- ユーザークラスのサブクラス -->
  <!--<define name="SYL.USER_CLASS">App.User</define>-->
</syl-defines>

※ アプリケーションの defines.xml となります。

3.3.3.2 タグ詳細

タグ名 親タグ名 属性 必須 説明
syl-defines - - - defines.xmlのTOPレベルノード

タグ名 親タグ名 属性 必須 説明
define syl-defines - - コントローラ起動時に設定される定数を定義するタグ。
name 定数名。重複した場合は、後の値は無視される。
(値) - name属性に対応した定数値を指定する。{} で囲まれた値は、定数で置換される。例えば、{SYL_PROJECT_DIR} は プロジェクトディレクトリに置換される。